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COMPUTEX 2019:QNAP、重複排除、AI搭載スマートアプリケーション、新しくなったアプリケーションとともにバックアップソリューションを展示

台湾台北市2019年5月27日 – 業界をリードするコンピューティング、ネットワーク、ストレージソリューションのイノベーターであるQNAP® Systems, Inc.(QNAP)は、COMPUTEX TAIPEI 2019(南港展覧館第1ホール、ブース番号J0830)に参加し、幅広いソリューションや製品のラインアップを展示します。これには、標準の重複排除による効率的なバックアップソリューション、画像認識AI搭載スマートアプリケーション、革新的なネットワークアプライアンス、エンタープライズ級のフラッシュ最適化ソリューション、産業IoTソリューションが含まれます。ビジターは、Drive Analyzer初の展示を見ることができます。これは、ストレージドライブ寿命の解析と予測を行う、QNAPとULINK Technology(ドライブテストテクノロジーの業界リーダー)の未発表のAI強化ソリューションです。

バックアップ重複排除による現代的なバックアップソリューション

HBS 3 ローカル、リモート、クラウドストレージスペースのための統合バックアップ&復元ソリューション。ダウンタイムを最低限に抑え、バックアップ効率を最大化します。これには、ストレージ使用率を最適化しつつ、保存先のストレージに対する複数バージョンのバックアップの効率を向上するためにソースからデータの重複を排除するQuDedupテクノロジーが含まれています。20種類を超える統合クラウドサービスとTCP BBRアルゴリズムのサポートにより、ユーザーは、より柔軟かつ効率的にハイブリッドクラウドバックアップを簡単に実装できます。

AIを活用したマルチメディアと監視のアプリケーション

QuMagie はAIベースの写真管理を統合したQNAPの次世代写真管理アプリケーションです。このアプリはAIを使用して、NASに保存されている画像の顔認証、主体認識、地理情報解析を向上し、メディアファイル管理のユーザーエクスペリエンスを改善します。その他のアプリ(Qsirch 4.1およびQfilingを含む)もAIを使用して写真検索を行います。

現在では、QVR Pro 1.3.0 QNAPの次世代ビデオ監視ソリューションにも顔認証が採用されています。Intel® OpenVINO™とIntel VAS AIフェイスモデリングに基づいた高度なスマートイメージングアプリケーションQVR Faceを使用することで、QVR Proは監視ストリームにおいて人々を正確に識別し、さまざまな監視ニーズを満たすことができます。QVR Faceによって解析された顔情報や警告イベントは、QVR Pro Clientを使って検索したり受信できます。

ネットワークアプライアンスとは違った発想

QNAPは、マネージドスイッチ、Power over Ethernet(PoE)機能、NASを単一のデバイスに統合する、新しくなったGuardian QGD-1600Pを公開するための労力に力を注いでいます。QGD-1600Pは、ポートベースのPoEコントロールを採用したMicrochip® VSC7425に基づいた16ポートマネージドスイッチです。また、最大90WまでのIEEE 802.3btに対応しており、VLANおよびQoSをサポートしています。また、QGD-1600PはIntel® Celeron® J4105プロセッサ、2つの2.5インチSATAドライブベイ、2つのPCIeスロット、HDMI出力を搭載し、App CenterとともにQTSオペレーティングシステムを動作させ、仮想マシン、コンテナー化アプリ、ビデオ監視を含む、さまざまなアプリケーションを実現できます。

IIoTとAIoTソリューション

産業のモノのインターネット(IIoT)に最適化されているQIoT Suite 2.0はOPC Unified Architecture(OPC UA)をサポートしており、産業オートメーションのIoTアプリケーションポテンシャルを向上します。また、OPC UAサービス/クライアントと同様、サーバーやクライアントのバリューマッピングに対するゲートウェイもサポートしており、組織が生産性を向上してコストを削減しつつ、IIoTソリューションをビジネスに簡単に採用できるように支援しています。

QNAPの次世代インテリジェントロボット AfoBot II は、10インチの大画面と向上したハードウェアを採用しています。これには、高音質の2つの5ワットステレオスピーカー、より優れた音声認識を実現するためのノイズキャンセリングマイク、自動回転を有効化する音源検出、4G LTEモジュールを取り付けるためのMini PCIeスロット、USB to LANサポート、大画面へのHDMI出力が含まれます。AfoBot IIは、ビデオカンファレンスやAI顔認証など、各種ビジネスシナリオ用の多くの強力な機能で強化されています。これは、ビデオ通話ロボット、電子看板ロボット、受付ロボットとして理想的で、スマートホーム、ヘルスケア、スマートバンキング、スマートリテール、スマートホテルなど、幅広い分野においても活用できます。

フラッシュに最適化されたエンタープライズストレージソリューションとDrive Analyzerツール

QNAPのQESオペレーティングシステムは、FreeBSDカーネルに基づいており、ZFSを使用します。新しいQES 2.1.0 は、以下のような機能をさらに追加しています。QNAPは、独自のWrite Coalescing(書き込み結合)アルゴリズムを採用してZFSにおけるオールフラッシュパフォーマンス、ソフトウェア定義型のSSD最適化、インラインデータコンパクション、iSERサポート、ストレージQoS、その他高度なテクノロジーを最適化しています。高パフォーマンス、データ保護、データ補正、仮想化、OpenStack®クラウド環境との互換性において優れているQES 2.1.0はエンタープライズのデータセンターやVDI環境に、コスト効率の良い、フラッシュに最適化されたストレージソリューションを提供します。

QNAPとULINKはチームを組み、ストレージドライブの寿命を予測するAIエンジンDrive Analyzerを作成しました。これは、予期しないドライブの故障によるデータの損失を防ぐのに役立ちます。ビジターは、QNAPのブースでDrive Analyzerついての最新の情報を得ることができます。

QNAP製品や機能についての詳細は、www.qnap.com までアクセスしてください。

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