Official ニュース

AIの波に乗る:QNAP、CES 2018でAIのストレージソリューションを発表し、IoTミニサーバーのデモンストレーションを行い、優れたコンパニオンロボットの展示を行う

ネバダ州ラスベガス2018年1月9日 – QNAP® Systems, Inc.はCES 2018(サンズ・コンベンションセンター2階ブース番号40955)で、人工知能(AI)についてのネットワーク・アタッチド・ストレージ イノベーションの展示を行うことを予定しています。これには、AI機械学習用GPUアクセラレーションNAS、小規模/プライベートIoTアプリケーションまたは大規模/パブリックIoT展開用の次世代シングルボードIoTミニサーバー、家庭環境用のAIアシスタントとして機能する、新しい賢いコンパニオンロボットが含まれます。

QNAP NAS:モデルベースのサービス用の機械学習AIを強化

最近のGartner調査によると、59パーセントの企業が依然としてAI戦略を構築するための情報を集めており、残りの企業は、AIソリューションの導入を既に開始しており、進展を見せています。QNAPは、ストレージ以外のことにも焦点を合わせることで、この重要なIT傾向を素早く自覚してきました。これは、AI志向のコンピューターによるタスクを効率良く促進するために、AIおよびグラフィック処理に最適化されたQNAP NASソリューションを強化することで行っています。

QNAPブースでは、データ集約型の機械学習アプリケーションに必要な計算パワーを提供するために取り付けられたハイエンドグラフィックカードとともにAMD Ryzen™ 7 1700プロセッサを搭載した高性能のTS-1277NASを用いたライブデモが行われます。また、QNAPは「QuAI」のデビューも予定しています。これは、QNAP NAS製品上で実行しているAIモデリングの素早い構築、訓練、および最適化を行うためのAI開発者パッケージで、マシンの学習能力のデモンストレーションを行い、画像分類など特定のモデルベースのサービスに対して優れた結果を紹介します。アプリケーションおよびサービスがある程度AIを取り入れると仮定すると、QNAPはハードウェアおよびソフトウェアの強みを組み合わせ、コスト効率の良いAI志向のビッグデータストレージソリューションを提供します。これにより、企業は徐々に、よりインテリジェントな使用を推進でき、すべてのレベルでのビジネスチャンスを特定することができるようになります。

「QNAPは、AI分野において先駆者となりたいと考えています。また、機械学習AIのNASイノベーションをデビューされることができることを非常にうれしく思います」と、QNAPゼネラルマネージャーのMeiji Chang氏は語ります。また、同氏は「AIはビッグデータ、クラウドでのビッグコンピューティング、強力なアルゴリズムを組み込んでいるため、QNAPソリューションはこれらの要素を統合して、企業がより優れたユーザーエクスペリエンスおよびビジネス価値を探索できるようにすることができます」と加えています。

AfoBot:家族および家庭をアシストするために設計されたコンパニオンロボット

QNAPの新しいコンパニオンロボット「AfoBot」は、音声対話、顔認識、およびビデオ通話を備えており、より簡単なコミュニケーション、高齢者の世話、エンターテイメント、そして日々の生活のアシスタンスのサポートを行うことができます。家庭志向というデザインコンセプトは、実用性だけに重点を置くのではなく、生活の質の向上、家庭でのコミュニケーションの向上も目指しています。

小型で控えめなデザインのAfoBotのサイズは、わずか10.67インチ(27.1cm)、1.7kg(3.75lb)です。また、32GBのローカルデータストレージ、内蔵Wi-Fi、およびBluetooth接続を備えています。このロボットでは、プログラムの起動、コマンド、およびアクションにハンズフリーの音声コントロールを利用できます。また、シングルまたは4ピアビデオ通話もサポートしており、ロボットに自然に話かけて使用できることから、お年寄りも簡単に使用することができ、家族や友達とつながることができます。生活のサポート機能として、AfoBotはアラームクロック、天気予報、自動写真キャプチャをサポートしています。また、さらに便利なことに、リモートコントロールを行うためのモバイルアプリAfoTalkもサポートしています。AfoBotは、シンプルな音声コマンドで音楽、ビデオ、ラジオの再生を行うことができます。

「家庭環境用を重視してデザインされた、このフレンドリーなAfoBotは「テクノロジーギャップ」の壁を取り除きます。キーボードは不要ですし、自然な音声を使用して「実際」の対話を広げることで使用できることから、家族に簡単に溶け込み、多くの面で生活を快適に変化させることができます」と、QNAPのカスタマーソリューションビジネス部の部長であるAaron Lee氏は語ります。

QBoat Sunny:IoTデバイスおよびアプリケーションを運ぶ船

新しく発表された「QBoat Sunny」は壮大な知名度を得ています。CESのビジターは、この12cm x 12cmのシングルボードIoTミニサーバーがスマート照明に対してPhilips® Hueと動作する仕組み、専門家たちが主要なリモートネットワーク監視および管理を行うためのDomotz®との動作をいち早く見ることができます。Container StationおよびQIoT Suite Liteを搭載したQBoat Sunnyにより、ユーザーはIoTアプリケーション、デバイス、およびデータをシームレスに管理・監視して、IoT開発エクスペリエンスの効率化を行うことができます。

QBoat Sunnyは、AnnapurnaLabs AL-314プロセッサ、2GB RAM、2つのM.2 SATA SSDスロットとともに前例のない処理およびストレージパフォーマンスをもたらします。また、QBoat Sunnyには、3つの1000BASE-Tポート、2つのUSB 3.1 Gen 1 Type Aポート、およびワイヤレスモジュールインストール(2230の長さ)のM.2スロットが搭載されています。これは、多目的なIoT開発ボード、デバイス、アプリケーションに接続でき、小規模/プライベートIoTアプリケーションのサーバーとして使用できます。また、フォグコンピューティングノード/大規模/パブリックIoT環境のゲートウェイとして機能することもでき、完全な機能を備え、お求めやすい価格で、幅広いIoTプロジェクトを実現させることができます。

新しいNAS製品の詳細

    • TS-328:最も少ないディスクでRAID 5アレイを構築できるQNAP初の3ベイNAS。2GBまたは4GBのRAMとともにRealtek RTD1296クアッドコア1.4 GHzプロセッサを搭載しており、4Kトランスコーディング、再生、スナップショット、クロスデバイスのバックアップ、同期、さまざまなマルチメディアアプリケーションをサポートしています。

 

    • TS-x28A:ホームユーザー用の1、2ベイで利用できるエントリレベルのNASで、1GBのRAMとともにRealtek RTD1295クアッドコア1.4GHzプロセッサを搭載しています。マルチメディア/データストレージ、共有およびストリーミング機能、完全なファイルおよびデータ保護機能、およびブロックベースのスナップショットサポートに比類ない性能をもたらします。

 

    • TS-x53Be:2および4ベイで入手できるコスト効率の良いNASで、2GBまたは4GBのRAMとともにIntel® Celeron®クアッドコア1.5GHzプロセッサを搭載しています。デュアル4K HDMI出力およびPCIe拡張をサポートしています。このため、SSDキャッシングおよび10GbE接続性などの機能を追加するためにNASを長期にわたりアップグレードすることができます。

 

  • TVS-x73e:4、6、および8ベイで入手できる高性能NASで、AMD RX-421BD クアッドコアAPU、最大64GB DDR4のRAM、2つのM.2 SATA 6Gb/s SSDスロット、デュアル4K HDMI出力、ハードウェア支援4Kビデオトランスコーディングアクセラレーションを特徴としています。10GbE NIC、QM2カード、またはUSB 3.1 10Gbpsカードを柔軟に取り付けることのできるデュアルPCIeスロットが設けられており、多様なビジネスニーズを満たすことができます。

QNAP のマーケティングおよびビジネス開発担当者が販売業者や再販売業者をサポートし、ビジネスを拡大できる製品およびマーケティング戦略を選ぶお手伝いをします。世界の報道機関の認定メンバーも、製品の説明会への参加およびレビュー目的での評価ユニットの要請に招待されています。QuAIおよび前述の新製品の入手については、別々に発表されます。


オリジナルの記事は、こちらからアクセスできます。

Subscribe
更新通知を受け取る »
guest

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

0 コメント
Inline Feedbacks
View all comments