台北(台湾)、 2022年2月10日 – QNAP® Systems, Inc. (QNAP) は本日、 QuTScloud c5.0をリリースいたしました。これはQNAP製クラウドNASオペレーティングシステムの最新バージョンで、アップグレードされたLinux Kernel (5.10)、向上したセキュリティ、WireGuard VPNへの対応などを含んでいます。QuTScloudは、パブリッククラウドおよびオンプレミスハイパーバイザー上のアプリ指向クラウドNAS体験を利用して、ビジネスデータの展開および管理方法に革命をもたらします – 現在、このサブスクリプションは月々わずか4.99米ドルからご利用になれます。
「QuTScloudは複雑な問題に対するシンプルなソリューションを提供し、データストレージ、ファイル共有、リモートアクセス、バックアップ、クラウドデータ統合を、迅速で容易かつ低予算で処理可能にします。新たなLinux Kernel 5.10および向上したセキュリティを備えたQuTScloud c5.0は、クラウドNASが優れた能力およびデジタル資産を保護する最新のテクノロジーを備えていることを証明しています。」と、QNAPのプロダクトマネージャであるHaru Lin氏は語ります。
QuTScloud c5.0の新たな特徴は下記の通りです。
- 最適化されたユーザーインターフェース:
これには、よりスムーズな操作、快適な視覚デザイン、QuTScloudの初回インストールを容易にする通知ボード、アプリを素早く見つけられるメインメニューの検索バーが含まれます。 - 強化されたセキュリティ:
TLS 1.3対応で、QuTScloudとアプリは自動的にアップデートされ、さらにNASのへアクセスを安全に行う認証用SSHキーが提供されます。 - WireGuard VPN対応:
新たなQVPN 3.0には、動作が軽く、高信頼性のWireGuard VPNが装備され、安全な接続性能および使いやすいインターフェースが提供されます。 - QuFTPは安全なファイル転送を実現:
QuTScloudは、暗号化SSL/TLS接続、QoS帯域幅制御、ユーザーとグループに対するFTP速度/転送制限を備えた、FTPサーバーとして使用することが可能です。また、QuFTPはFTPクライアントに対応します。 - アプリの手動インストール:
ユーザーは、 QuTScloud上のアプリを手動でインストールできます。また、ライセンスベースのアプリも QNAP Software Storeから入手可能です。
QuTScloudは、ユーザーにほぼQTSと同等のサービスおよびユーザー体験を提供します。App Centerにより、ユーザー各位は幅広い無料およびプレミアムなアプリを活用でき、QuTScloud機能の強化や付加機能の追加が行えます。QuTScloudの主な特徴には以下が含まれます。
- CIFS/SMB、NFS、AFP、iSCSIプロトコルを使った容易なアクセス。
- 主要クラウドストレージ (HBS、HybridMount、VJBOD Cloud経由) からQuTScloudインスタンスへ、データをマウントします。
- スナップショットやバージョニングにより、バックアップやリストアのプロセスを効率化します。
- QNAPの総合検索エンジンである Qsirch で、ファイルが素早く見つかります。
- AIベースのフォト管理アプリ、 QuMagie で、フォトを容易に検索、共有、自動的に整理することができます。
QuTScloudについての詳細は、以下にアクセスしてご覧ください。 https://www.qnap.com/go/solution/qutscloud-overview/