台北(台湾) 2021年11月22日 – QNAP® Systems, Inc. (QNAP)は本日、ZFSベースNASオペレーティングシステムの最新バージョンであるQuTS hero h5.0を公式リリースいたしました。アップグレードされたLinux Kernel (5.10)や向上したセキュリティ、WireGuard VPN対応、スナップショットの即時クローン機能、exFAT無料対応を備えたQNAP製 QuTS hero NAS は、データストレージ/バックアップ、仮想化、時間を争う共同でのメディア編集作業を行うための、素晴らしいソリューションを提供します。
「データセキュリティはQNAPにとって最優先事項であり、当社はQuTS heroのコア部分であるカーネルのアップデートを実施することで、NASのセキュリティおよび信頼性を強化しました。QuTS hero h5.0では、全体的なパフォーマンスを最適化し、より大きく複雑なビジネスのワークロードに対応できるようになっています。」と、QNAPプロダクトマネージャーであるSam Linは語ります。
QuTS hero h5.0の主な新規アプリと機能:
- 強化されたセキュリティ:
TLS 1.3対応で、QTSとアプリの自動アップデートや、NASのアクセスを安全に行うSSHキーアクセスが提供されます。 - WireGuard VPN対応:
新たなQVPN 3.0は、動作が軽く高信頼なWireGuard VPNを採用しており、使いやすいインタフェースによって、さらに安全な接続性をユーザー各位に提供します。 - 専用ZIL – SLOG:
ZILおよびリードキャッシュ(L2ARC) データを異なるSSDに保存することで、読み取りと書き込みの負荷を別々に処理でき、全体的なシステム性能やSSDのディスク使用率および製品寿命が向上し、特にフラッシュストレージへの投資の最適化に役立ちます。 - Instant Clone:
セカンダリNASでスナップショットInstant Cloneを実行することで、オリジナルデータへの本番サーバーの操作に干渉することなく、コピーデータ管理とデータ解析を支援します。 - exFAT無料対応:
exFATは、最大16EBのファイルに対応するファイルシステムで、フラッシュストレージ (SDカードやUSBデバイスなど)に合わせて最適化されており – 大型メディアファイルの転送および共有の高速化をサポートします。 - AIベースの診断を行うDA Drive Analyzer:
DA Drive Analyzerは、クラウドベースのAIを活用してドライブ寿命を予測し、前もってドライブの交換を計画するようユーザーを手助けすることで、サーバーのダウンタイムおよびデータの損失を防ぎます。 - Edge TPUによる強化された顔認識:
Edge TPUをQNAP AI Core(画像認識用のAI搭載エンジン)に活用することで、QuMagieは高速な顔認識と物体認識を行うことができ、QVR Faceはリアルタイムビデオ解析を強化して迅速な顔認識機能を実現します。
QuTS hero h5.0の詳細はhttps://www.qnap.com/quts-hero/をご参照ください。
QuTS hero h5.0は、Download Center から入手できます。
注記:機能は変更される可能性があります。また、一部のQNAP製品ではご利用いただけない場合があります。