台湾台北市2020年8月19日 – 業界をリードするコンピューティング、ネットワーキング、ストレージソリューションのイノベーターであるQNAP® Systems, Inc.(QNAP)は、本日、QTS NASオペレーティングシステムに基づいた仮想アプライアンスであるQuTScloudが、サーバー仮想化プラットフォームをサポートするようになったことを発表しました。QuTScloudは、ライセンスサブスクリプション経由で利用できます。また、エンタープライズのプライベートデータセンターで、Linux® KVM、Microsoft® Hyper-V、VMware ESXi™並びにQNAP NAS(Virtualization StationのVM Marketplaceを介して)を含め、ハイパーバイザーでホストされている仮想マシンとして実装できます。
QuTScloudを使えば、既存のオンプレミスデータセンター上で仮想NASをセットアップすることにより、NASのハードウェアにさらなる投資を行うことなく、複数の高度なNAS機能を簡単に使用可能になります。コスト、エネルギー、ストレージ容量に加え、QuTScloudは、プライベートおよびハイブリッドクラウドソリューションを求めているエンタープライズにとって完璧なストレージゲートウェイを提供します。
QNAP製品マネージャーのAseem Manmualiya氏は、「我々は、リソースの弾力性や予算の柔軟性を求めるより多くのエンタープライズとワークグループに、QNAPのQTS機能を紹介するための重要なステップとして、ライセンスベースのQuTScloudを捉えています。」と述べています。また、同氏は「仮想デバイスアプリケーションにQuTScloudのライセンスを付与することで、QuTScloudは、さまざまな仮想環境において、アプリ志向のQuTScloudインスタンスにアクセスでき、柔軟な展開および管理を行うことができる、優れたソリューションを利用できます。」と述べています。
QuTScloudは、ユーザーにQTSとほぼ同一のユーザーエクスペリエンスと機能一式を提供しています。包括的なApp Centerでは、QuTScloudの機能性を向上させ、より多くの機能を追加する幅広い範囲のプレミアムアプリを無料で提供しています。重要な機能を列記します。ただし、これがすべてではありません。
- CIFS/SMB、NFS、AFP、iSCSI プロトコルに対応し、ファイルへのアクセスを簡単に。
- Windows AD と LDAP を組み合わせることで、ディレクトリ管理を簡素化。
- HBS、HybridMount または VJBOD Cloud から主要クラウドストレージにアップロードしたデータは、QuTScloudインスタンスでマウントできます。
- スナップショットとバージョニングで、バックアップと復元プロセスを合理化します。
- エンタープライズファイルを即座に特定する包括的な検索エンジンQsirch。
- 静的 IP アドレスの設定いらずで、ユニークドメイン名で QuTScloudに接続できるmyQNAPcloud Linkサービスに対応。
QuTScloudは、3つのステップで素早く起動できます:
- 仮想マシンとしてQuTScloudを仮想プラットフォームに展開します。動画チュートリアルを視聴してください:KVM、Microsoft Hyper-V、VMware ESXi、QNAP Virtualization Station
- QNAP Software Storeからライセンスを購入します。動画チュートリアルを視聴してください
- QNAP License Managerを用いてQuTScloudライセンスキーを生成し、QuTScloudを初期化します。動画チュートリアルを視聴してください
QuTScloudは、使用する分を支払う方式のライセンシング(月間ライセンス、年間ライセンスオプション)を提供しています。https://software.qnap.com/qutscloud.html
ハイパーバイザー上のQuTScloudに関する詳細情報は、以下へアクセスしてください:https://www.qnap.com/go/solution/qutscloud-hypervisor/