台北(台湾)、 2022年5月20日 – QNAP® Systems, Inc. (QNAP) は本日、セキュリティ、利便性、パフォーマンスを向上させる QTS 5.0.1 Beta NASオペレーティングシステムをリリースいたしました。これには、システムの信頼性を向上させる安全なRAIDディスク再配置、NAS共有フォルダ用のWindows Search Protocol対応、強化されたSMB署名および暗号化性能が含まれます。以前のQTSリリースにおいて、x86ベース NASへのexFATファイルシステム無料対応導入に加え、QTS 5.0.1ではさらにARMベース NASへの無料のexFAT対応も追加し、ユーザー各位により高速の大型ファイル転送およびよりスムーズなメディア編集体験を提供します。
QTS 5.0.1の主な新しい機能:
- 故障の可能性に対処する、スペアを備えたRAIDディスク再配置:
S.M.A.R.T.値、DA Drive Analyzer 予測、またはシステム動作の遅れなどによってドライブエラーが表示された場合、RAIDグループ内の故障ディスクは、スペアのディスクに随時交換できます。これによりシステムの信頼性は大きく向上し、RAIDリビルドの必要がなくなります。 - ARMベースNASに対するexFAT無料対応:
exFAT は、最大16EBのファイルに対応するファイルシステムで、フラッシュストレージ (SDカードやUSBデバイスなど)に合わせて最適化されており – 大型メディアファイルの転送および共有の高速化をサポートします。 - SMBの署名および暗号化用の転送速度向上:
QTS 5.0.1はAES-NIハードウェアアクセラレーション対応で、AES-NIハードウェアアクセラレーションがない場合と比較して転送速度が5倍となり、SMB 3.0 (Server Message Block)におけるデータ署名および暗号化/復号化の効率を向上させます。これにより、重要なビジネスデータを守りつつ、システム性能を向上させます。 - マウントされた共有フォルダ用のWindows Search Protocol (WSP) 対応
QTS 5.0.1は、Server Message Block (SMB) プロトコルに依存するMicrosoft WSPに対応しています。WSPにより、SMBドライブがNASにマウントされると、ユーザーはWindowsによってNAS共有フォルダを検索できます。
QTS 5.0.1の詳細は以下にアクセス https://www.qnap.com/go/qts/5.0.1.
QTS 5.0.1は、Download Center から入手できます。
注意:機能は変更される可能性があります。また、一部のQNAP製品ではご利用いただけない場合があります。