台湾台北市2020年6月16日 – 業界をリードするコンピューティング、ネットワーキング、ストレージソリューションのイノベーターであるQNAP® Systems, Inc.（QNAP）は、本日、ソフトウェア定義ワイドエリアネットワーク（SD-WAN）ソリューションのQuWANをリリースしました。自動メッシュIPsec VPNと一元管理されたクラウドプラットフォームを特長とするQuWANにより、中小企業は機動性があり、信頼性の高いITインフラストラクチャを構築し、デジタルトランスフォーメーション、マルチサイト拡張、リモートワークを費用対効果良く推進できます。幅広いQNAPソリューションとの互換性があるQuWANは、ビッグデータに対する安定して最適化されたネットワーク転送を実現するだけでなく、多国籍かつマルチサイト拡張のIT展開および管理効率を向上します。
QuWANのSD-WANテクノロジーは、ソフトウェア定義ネットワーキングにより自動的にメッシュVPNを確立し、IPsec暗号化とクラウド管理をサポートしています。ITスタッフは、高度にセキュアで可用性が高く、細かくセグメント化されたVPNインフラストラクチャを容易に展開することができ、本社のVPN装置の転送負荷をオフロードしながら、本社と支社間の転送時間と帯域幅を節約できます。QuWANはロードバランシング、WANアグレゲーション、WAN高可用性テクノロジーを採用し、高度に最適化された帯域幅と転送を実現しています。QoSとディープパケットインスペクション（DPI）に対応しているQuWANは、ビジネスクリティカルなアプリケーションとブラックリスト特有のアプリケーション向け帯域幅の活用を優先し、L7ファイアウォール機能を使用してエンタープライズネットワークを安全に保護します。
QHoraルーターに組み込まれ、QNAP NAS、QGDスイッチとQuCPEサーバー*で利用できるQuWANは、大企業、支店、自宅などの多彩な利用シナリオを満たしています。QVPNアプリで共同作業する場合、リモートワーカーは自身のコンピュータやモバイルデバイスから、容易にSSL VPNへ接続できます。さまざまな場所にあるデバイスは、柔軟に区分化され、細かくセグメント化されたネットワークで相互に接続します。
「リモートワークが新しい標準になるにつれ、企業は大規模なマルチサイトVPN展開とその管理において問題に直面します。しかしながら、限られた予算とスタッフしかいない中小企業は、エンタープライズグレードのVPNソリューションを購入して、維持する余裕がありません。」とQNAPのプロダクトマネージャであるJudy Chen氏は述べています。さらに同氏は「QuWANのQNAPソリューションとの完全な互換性と一元管理クラウドプラットフォームにより、本社のITスタッフはセキュアで大規模なVPNインフラストラクチャとメッシュトポロジーを複数のサイトに素早く展開でき、現代のビジネスの要求を満たすことができます。」と付け加えました。
QuWAN Orchestrator（一元管理クラウドプラットフォーム）により、本社のスタッフは、リモートでエッジネットワークデバイスを監視し、パラメーターを設定し、ネットワークトラフィックを分析できるようになり、これによりゼロタッチプロビジョニング（ZTP）を実現しています。また、ネットワーク展開を簡単かつ直感的にするためにダッシュボード、eMap、トラフィック分析を含む、ユーザーフレンドリーな機能を提供します。
今すぐQuWANベータ版プログラムに登録して、素晴らしい機能を誰よりも早くお試しください！フィードバックを送信することをお忘れなく – 最も多くのデバイスにメッシュVPNトポロジーをセットアップしたベータ版テスターと最も洞察のあるフィードバックを提供してくれたベータ版テスター計10名にTS-253D NASが当たります！詳細は、QuWANベータ版プログラムページをご覧ください。
*QGDスイッチシリーズは、2020年第3四半期から対応する予定です。QHoraルーターシリーズとQuCPEサーバーシリーズは、2020年第3四半期から利用可能になる予定です。
入手と互換性について
QuWANは現在、以下の機種向けにQTS App Centerから入手できます： 2GB RAMとQTS 4.4.2（以降）を搭載したすべてのQNAP x86ベースのNAS（IntelまたはAMD）。 2GB RAMとQTS 4.4.2（以降）を搭載したQGDスイッチ。
QuWANについての詳細は、https://www.qnap.com/go/solution/quwan-sd-wan/をご覧ください
