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QNAPは、高信頼性のRAIDディスク交換、ARMベースNAS対応のFree exFAT、最適化ストレージ管理を備えたQTS 5.0.1を公式リリース

台北(台湾) 2022年9月15日 – QNAP® Systems, Inc. (QNAP)は、データ保護および毎日の使に対応できるよう、利便性およびパフォーマンスを向上させて全体的なセキュリティを強化した、 QTS 5.0.1 NASオペレーティングシステムを、本日リリースいたしました。新機能には、安全なRAIDディスク交換、NAS共有フォルダのためのWindows® Searchプロトコル対応、Enterprise SED (Self-Encrypting Drives)対応が含まれます。QTS 5.0.1採用のARMおよびx86ベースのQNAP NASは、追加費用なしでexFATファイルシステムに対応しており、大型ファイル転送において、より多くのオプションとデバイス互換性をユーザーに提供します。

「情報時代にあって、効率的なデータ転送およびファイル共有には、セキュリティおよび信頼性を考慮する必要があります。これが、QTSスマートNASオペレーティングシステムを開発する際のQNAPの目標です。QNAPはより厳格なセキュリティ基準と細かな設定が可能な管理機能を導入して、ビジネスおよび個人が機密データを管理しつつ、デジタル資産を守り、増大するセキュリティ脅威を減少させるのを支援します。」と、QNAPのプロダクトマネージャであるSam Lin氏は語ります。


QTS 5.0.1の主な新しい機能:

  • 故障する前にRAIDディスクを交換:
    S.M.A.R.T.値、DA Drive Analyzer 予測、またはシステム動作の遅れなどによってドライブエラーが表示された場合、RAIDグループ内の問題の発生したディスクは、スペアのディスクに随時交換できます。これによりシステムの信頼性は大きく向上し、RAIDリビルドの必要がなくなります。
  • ARMベースNASはexFATを無料サポート:
    exFATファイルシステムは、最大16EBのファイルに対応するファイルシステムで、フラッシュストレージ (SDカードやUSBデバイスなど)に合わせて最適化されており – 大型メディアファイルの転送および共有の高速化を支援します。
  • SMBの署名および暗号化における転送速度向上:
    QTS 5.0.1はAES-NIハードウェアアクセラレーション対応で、SMB 3.0 (Server Message Block)におけるデータ署名および暗号化/復号化の効率を向上させ、AES-NIハードウェアアクセラレーションがない場合と比較して、転送速度が最大5倍となります。これにより、重要なビジネスデータを守りつつ、システム性能を向上させます。
  • マウントされた共有フォルダのためのWindows Search Protocol (WSP) 対応
    QTS 5.0.1は、SMBプロトコルに依存するMicrosoft WSPに対応しています。WSPにより、SMBドライブをNASにマウントすると、ユーザーはWindowsでNAS共有フォルダを検索できます。
  • Enterprise SED (Self-Encrypting Drive)対応
    TCG-OPALに加え、QTS 5.0.1はTCG-Enterprise SED準拠のHDDおよびSSDに対応します。ユーザーは、内蔵の暗号化機能を活用して、追加のソフトウェアやNASシステムリソースの必要なく、さらなるデータ保護を確保できます。これは、公共機関、ヘルスケア、金融機関など重要な機密情報を保存する機構にとって、特に有用です。

QTS 5.0.1の詳細は、https://www.qnap.com/go/qts/5.0.1にアクセスしてご覧ください。
QTS 5.0.1は、Download Center から入手できます。
注記: 機能は変更される可能性があり、一部のQNAP製品ではご利用いただけない場合があります。

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