台北（台湾） 2020年12月8日– 先進のコンピューティング、ネットワークおよびストレージソリューション開発会社であるQNAP® Systems, Inc. (QNAP)は本日、 QHora-301W、Wi-Fi 6およびデュアル10GbEポート装備のソフトウェア定義広域ネットワーク(SD-WAN)ルーターを発表いたしました。この次世代ルーターは、リモートマルチサイトVPNおよび完備された接続性を提供するのみならず、さらにQuWAN Cloud Orchestratorトポロジーおよび強化されたセキュリティ性能も備え、リモートワークおよびマルチサイトのビジネスに対して、フレキシブルで信頼性のある高効率のネットワーク構成実現を支援します。
エンタープライズクラスのQualcomm Quad-core 2.2GHzプロセッサと1GB RAM搭載のQHora-301Wは、高性能Wi-Fi 6 (802.11ax)および2.4GHz/5GHzデュアルバンドワイヤレス転送を提供します。8基のアンテナおよびMU-MIMO装備のQHora-301Wは、Wi-Fi信号カバー域を広げる、完備されたワイヤレスパターンビューを備え、最大3600Mbpsの転送速度を実現、より多くのWi-Fiクライアントによる同時使用が可能となります。2基の10GbEポートおよび4基のGigabitポートを備えたQHora-301Wは、フレキシブルなWAN/LAN設定によって最適なネットワーク導入に対応、高速LAN、ストリームラインでのサイト間ファイル転送、およびオートメッシュマルチサイトVPNを実現します。さらに、QHora-301WはQuWAN (QNAP開発のSD-WANテクノロジ)経由でのインターコネクト・メッシュVPNトポロジーを可能にし、デジタル転送、優先順位付けネットワーク帯域幅*、自動WANフェイルオーバーおよび集中クラウド マネジメントに対応する、高信頼性ネットワークインフラストラクチャーを提供します。
QHora-301Wは企業VPN間でのアクセスセキュリティ、リモートワーク用の優れた接続を強化します。企業レベルVAP (仮想AP)により、ITスタッフは最大6つの専用SSIDグループを各種部門やアプリケーションサービスに設定できます。Wi-Fi暗号化により、ユーザは最高のセキュリティで、高速ワイヤレス転送を利用できます。その他機能(ファイアウォール、ポートフォワーディング、アクセス制御を含む)が、信用のない接続やログインの試みなどを効率的にフィルタリング・ブロックします。また、SD-WANはIPsec暗号化VPN、Deep Packet検査、L7ファイアウォールを提供、* VPNネットワーク転送でのセキュリティを確実にします。
「帯域幅の必要なアプリケーションの増加、およびリモートワークへの移行には、セキュアなWi-Fi 6および10GbE接続性への投資が求められます。QHora-301Wは素晴らしい速度をWi-Fi暗号化、ファイアウォール、QuWAN SD-WANテクノロジと融合し、ユーザが機密かつ重要なデータにアクセスするのに必要となる安全なネットワーク環境を確保するお手伝いをします。」とQNAPの製品マネージャ、Judy Chenは語ります。
現代のIT環境に対応して設計されたQHora-301Wは、ホームおよびオフィス環境にユニバーサルに設置可能で、VESAマウントと互換性があります。ファンレス放熱、低ノイズ設計により、高負荷時でも低温で安定かつ静音動作を維持します。
注意：2021年Q1から、QHoraにはQuWAN優先化ネットワーク帯域幅およびL7ファイアウォール機能への対応が追加されます。
主な製品仕様
- QHora-301W:Qualcomm Quad-core 2.2 GHz IPQ8072Aプロセッサ、1GB RAM; 8基の5dBi内蔵アンテナ。2 x 10GbE RJ45ポート(10G/ 5G/ 2.5G/ 1G/ 100M)、4 x 1GbE RJ45ポート(1G/ 100M/ 10M)。デュアルバンド(2.4GHz/5GHz) Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax、802.11a/b/g/n/ac)、MU-MIMO、OFDMA対応。 プロトコルベースのファイアウォール、ポートフォワーディング、VPN、およびアクセス制御。
購入先
QHora-301Wは現在出荷可能です。QNAP製品の詳細、購入先については以下にアクセスしてご覧ください。 www.qnap.com.
