Intel® 8コアプロセッサを搭載し、堅牢な IT 導入と仮想化を実現
台北（台湾）、2023年5月16日 – コンピューティング、ネットワーク、ストレージソリューション分野の新鋭企業であるQNAP® Systems, Inc.は本日、単一PSU搭載の TS-855eU および、冗長電源搭載の TS-855eU-RP といった2UショートデプスTS-855eU NASシリーズを発表いたしました。ショートデプスラックマウント TS-855eU NAS シリーズは、小型キャビネット、限られたビジネスのワークスペースや、生産ラインでのIT導入に最適です。Intel® QuickAssistテクノロジを採用したIntel® Atom® C5125 8コア 2.8 GHzプロセッサや、最大64 GBメモリ（ECCメモリ対応）を搭載した堅牢かつ高機能なTS-855eUシリーズは、8つの SATAドライブベイ、デュアルポート 2.5GbEを搭載しています。これらの機能によってTS-855eUシリーズは、ビジネスでのファイルサーバー、仮想マシン、SaaSバックアップおよび仮想化アプリケーションの性能および容量の要件を満たします。
「38%の小型化によって、2U ラックマウントTS-855eU NASシリーズの奥行きは、わずか11.7インチ (297.4mm)で、配線と換気の面で制約のある小型キャビネットやITルームへの設置に最適です。」と、QNAPのプロダクトマネージャであるAndy Chuang氏は語ります。「スペースに制約のある環境にも適合しつつ、優れた性能と充実したビジネス対応機能によって、日々の業務を確実にサポートします。」
パワフルな 8コア TS-855eUシリーズは、仮想化、高速データアクセス、データのバックアップ/復元、ファイルサーバーといった多様なビジネスアプリケーションにおいて柔軟性と簡便性を実現します。デュアル2.5GbE接続により転送効率と耐障害性を向上させるポートトランキングが可能です。2つのPCIe Gen 3 x4スロットにより、ユーザーは10GbE/25GbE ネットワークカードを装着することで、SR-IOVを有効化してI/Oスループットを向上させることができます。2つの内蔵 M.2 PCIe NVMeスロットによって、SSDキャッシングやQtier™ 自動階層化ストレージ（QTSで利用可能）に対応し、NAS性能をさらにアップグレードさせることが可能です。TS-855eUシリーズは、VMware® vSphereおよびMicrosoft® Hyper-Vによって、仮想化ストレージに準拠しています。
TS-855eUシリーズは、シンプルなハイブリッドクラウド展開を実現する高性能クラウドベースサービスに対応した、オールインワンの バックアップ/復元ソリューション を提供します。ITスタッフは、定期的に スナップショット を行うことでランサムウェアからNASを保護し、QVPNサービスを使用して仮想プライベートネットワークを構築し、NASへの安全なリモートデータアクセスを可能にします。企業は FC SANを簡単に作成することができます。 TS-855eUシリーズ NASを QNAP Fibre Channelカードによって既存の FC SANインフラに追加することで、ストレージ の構築が容易に行えます。QTSオペレーティングシステムを標準として実行するTS-855eUシリーズNASは、ZFSベースのQuTS heroオペレーティングシステムの使用に柔軟に切り替えることも可能で、より高い信頼性とデータの整合性を実現します。
主な仕様
- TS-855eU-8G: 250W単一電源
- TS-855eU-RP-8G: 300W冗長電源 (2 x 300W)
2U ラックマウントコンパクト設計、Intel® Atom C5125 8コア 2.8 GHzプロセッサ搭載、8 GB DDR4 SODIMM メモリ (最大64 GB)さらにDDR4 ECCメモリ対応、ホットスワップ対応 2.5インチ/3.5インチ SATA 6Gbps HDD/SSD、2 x 2.5GbE Gigabit RJ45ポート、2 x M.2 PCIe Gen 3 x4スロット、2 x PCIe Gen 3 x4拡張スロット、4 x USB 3.2 Gen 1 (5Gbps) ポート
詳細情報およびQNAP NASのフルラインナップは、www.qnap.comにアクセスしてご覧ください。
