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QNAPはDataCoreと提携、分散型ハイブリッドクラウド環境対象のコスト効率の高いオンプレミスの自動ファイル転送およびアーカイブ機能を提供

台北(台湾)2021年6月22日 – QNAP® Systems, Inc. はDataCore社とのパートナーシップを発表いたしました。その目的は、分散型ハイブリッドクラウド環境を持つ企業向けに、オンプレミスでの自動ファイル転送とアーカイブを実現するコスト効率の高いグローバルファイルシステムを提供することで、データの一元的な保存、AIによる自動データ階層化によるストレージ効率の最大化、さらにはマルチサイトでのデータアクセスの簡素化を実現します。

各会社がデジタルトランスフォーメーションを実施するにつれ、より多くのデータが生成され、大量のストレージスペースが必要となります。QNAP NASは大容量ストレージを提供、ブロックレベル、ファイルレベル、オブジェクトストレージを含む全てのストレージタイプに対応します。ユーザーはプライマリサーバーとしてのQNAP製QuTS hero TS-h2490FU オールフラッシュNAS上で、vFilOを仮想化レイヤとして実行し、メタデータおよびアクティブデータを保存し、セカンダリストレージとしてさらにリーズナブルな TVS-h1688X NAS (S3互換オブジェクトストレージ QuObjects application) を使って使用頻度の低いデータを保存できます。DataCoreのvFilOをプライマリNASに導入することで、ITスタッフは、メタデータ(ファイルのアクティビティなど)に基づいてセカンダリNASにアーカイブするデータを特定し、AIを活用した自動データ階層化を可能にするポリシーを確立することで、莫大な量のファイルを容易に管理することができます。SDS(Software-Defined Storage)をサポートするDataCore vFilOでは、ITスタッフは必要に応じて柔軟にストレージ容量を増やすことができ、最大40台のNASユニットまで簡単に拡張することができます。

「DataCore vFilOは、オンプレミスとクラウドベースのNFSおよびSMB共有にまたがる分散サイトに、スケールアウト可能なグローバルファイルシステムを構築します。また、アクティブなプライマリ層とS3オブジェクトストレージのようなセカンダリ層の間で、継続的にロードバランシング、保護、ファイルの移行を行います。ユーザーは、コスト、パフォーマンス、その他の要件に基づいて選択したストレージを組み合わせることで、柔軟性の高いSoftware-Defined Architectureを容易に活用することができます。」と、DataCore社のテクニカルアカウントマネージャーであるJoshua Lai氏は語ります。

「データの価値は時間とともに変化します。そのため、IT管理者はデータを洞察してアーカイブを容易にし、かつ分散環境でデータに簡単にアクセスできるソリューションを必要としています。DataCore vFilOを搭載したQNAP NASは、ファイルのアーカイブと階層化を簡素化し、ストレージと管理の両方のコストを削減するとともに、データへのアクセス性を向上させます。」と、QNAPのプロダクトマネージャー、Calvin Maは述べています。

QNAP x DataCore

DataCore社について

DataCore Softwareは、ブロック、ファイル、およびオブジェクトストレージ向けに、業界で最も柔軟でインテリジェントかつ強力なソフトウェア定義ストレージ・ソリューションを提供しており、世界中の10,000社以上の顧客がデータの先進的な保存、保護、およびアクセス方法を実現するのに貢献しています。以下から詳細を見る:https://www.datacore.com/company

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