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QNAPはVirtual Machineライブマイグレーション、WPA2 Enterprise、Azure ADドメインサービス、Wi-Fi 6、その他に対応するQTS 4.5.1をリリース

台北(台湾) 2020年10月28日 – QNAP® Systems, Inc. (QNAP)は、QTS 4.5.1 NASオペレーティングシステムを本日リリースいたしました。仮想化、ネットワーキング、管理機能面の包括的な強化によって、QTS 4.5.1は、NASを対象とした、画期的・先進的なオペレーティングシステムを開発するというQNAPの方針を具体化しています。追加された新機能には、VMライブマイグレーション、Wi-Fi 6対応、Azure Active Directoryドメインサービス (Azure AD DS)、ログの集中管理、その他が含まれます。

QNAPのプロダクトマネージャであるSam Lin氏はこう語ります。「テクノロジが絶え間なく移り変わる時代にあって、QTS 4.5.1は数々の開発や改善を導入し、NASのパフォーマンスおよび管理効率をさらなるレベルに向上させました。仮想化性能、フレキシブルなネットワーキングおよび管理効率の向上により、QTS 4.5.1はユーザが既存のITリソースを最大限に活用しつつ、操作の信頼性とITのフレキシビリティーとのバランスを取れるようサポートします。」

QTS 4.5.1の主な新しいアプリと機能:

  • VMライブマイグレーション
    NASソフトウェア/ハードウエアのアップデート/メンテナンスが必要な場合、稼働中のVMを別のNASに移動することで、VMの可用性に影響せずに、VMアプリケーションのフレキシビリティーと効率が実現します。
  • Wi-Fi 6およびWPA2 Enterprise
    QNAP NASにQXP-W6-AX200 Wi-Fi 6 PCIeカードをインストールすることで、802.11ax高速ワイヤレス接続機能が付加され、Ethernetケーブルが不要になります。WPA2 Enterpriseは、認証権限、暗号キー、強化された暗号化/復号化を含む、企業クラスのワイヤレスセキュリティをビジネスネットワークに提供します。 
  • QNAP NASのAzure AD DSへの増設
    Microsoft Azure AD DSはドメイン結合、グループポリシー、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)といった、管理されたドメインサービスを提供します。QNAP NASをAzure AD DSに増設することで、ITスタッフはローカルでのドメインコントローラ実装および管理作業から解放され、複数のNASデバイスを対象としたユーザーアカウントおよび許可の管理における効率を大幅に向上させることができます。
  • QuLog Center
    エラー/警告事象およびアクセスのグラフィカルな統計ランキングを提供、システムに潜むリスクを素早くモニタし、対応できるようサポートします。QuLog Centerはラベル、詳細検索、ログ送信/受信に対応します。複数のQNAP NASからのログが、指定したNAS上でのQuLog Center上に集められ、効率的な管理が行えます。
  • Console Management
    メンテナンス/トラブルシューティングを行う際、またはIT/サポートスタッフがHTTP/S経由でQTSにアクセスできない場合、Console Managementを使用して基本的な設定およびデバッグが行えます。Console Managementは、SSH、Serial Consoleの使用、またはNASに接続されたHDMIディスプレイ、キーボード、マウスによって利用可能です。

QTS 4.5.1の詳細は、https://www.qnap.com/go/qts/4.5.1にアクセスしてご覧ください。
QTS 4.5.1は、Download Center から入手できます。
機能の詳細は事前の通知なしに変更される場合がございます。

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