台湾台北市2019年5月28日 – 業界をリードするストレージ、ネットワーク、コンピューティングソリューションプロバイダーであるQNAP® Systems, Inc.(QNAP)は本日、QTS 4.4.1ベータをリリースしました。高効率バックアップや革新的なハイブリッドクラウドストレージに焦点を合わせているQTS 4.4.1には、QuDedupテクノロジーを搭載したHBS 3が含まれています。これは、ソース側でバックアップデータを重複排除し、バックアップと復元効率を向上します。また、CacheMountにより、ユーザーがクラウドデータに対してLANアクセスとほぼ同じ速度で利用できるように、接続したクラウドストレージのローカルキャッシングを有効化します。また、QNAPはAIベースの写真管理アプリケーションであるQuMagieもリリースしました。これは、究極の写真管理および共有ソリューションをユーザーに提供します。QNAP NASは、安価なストレージおよびバックアップソリューションとして既存のSAN環境に簡単に追加するためのファイバーチャンネルSANにも対応します。
「QTS 4.4.1は、Linux Kernel 4.14 LTSを統合し、QNAP NASが最新のテクノロジーを利用するための次世代ハードウェアプラットフォームをサポートしています。ハイブリッドクラウドソリューション導入のトレンドに従い、QTS 4.4.1はバックアップ効率を最適化し、ハイブリッドクラウド環境用の革新的なアプリケーションを採用しています。これにより、ビジネスユーザーやホームユーザーは柔軟なストレージ割り当て、便利な管理、完璧なバックアップと復元のソリューションを利用できます。QNAPは、革新的なテクノロジーを統合して最適なNASエクスペリエンスをユーザーに提供するために懸命に努めています」と、QNAPのプロダクトマネージャーのKen Cheah氏は語ります。
QTS 4.4.1の詳細については、https://www.qnap.com/go/qts/4.4.1 をご覧ください。
QTS 4.4.1の主な新しいアプリと機能:
HBS 3:バックアップと復元時間を高速化し、高い効率性と中断することのない動作を実現
- ソース側でバックアップデータの重複を排除します。QuDedupは、ソース側でバックアップデータの重複を排除します。全体的にデータサイズが低減され、必要な帯域幅とバックアップ時間も節約できます。ユーザーはコンピューターにQuDedup抽出ツールをインストールすることで、重複を排除したファイルを通常の状態に簡単に復元することができます。
- 20種を超える統合クラウドサーバー:QNAPは、セキュアで柔軟なハイブリッドクラウドバックアップソリューションを提供しています。また、転送速度を簡単に倍増できるTCP BBR Congestion Controlもサポートしています。
CacheMount:低レイテンシのクラウドデータアクセスを享受する
(The cache feature is coming very soon. Stay tuned for updates.)
- CacheMountは、主要なクラウドサービスとNASを統合し、ローカルキャッシングにより、クラウドへの低レイテンシアクセスを実現します。NASが接続するクラウドストレージの種類に関係なく、ファイル管理と編集を行うためにQTSアプリケーションを使うことや、マルチメディアアプリケーションを利用できます。
QuMagie:全く新しいAIアルバム
- QuMagieは次世代のPhoto Stationです。QuMagieは合理化されたユーザーインターフェイス、内蔵タイムラインスクロール、統合AIベースの写真整理、カスタマイズ可能なフォルダーカバーと強力な検索ツールを備えており、優れた写真管理と共有ソリューションを提供します。
QNAP NASファイバーチャンネルSANに対応
- ファイバーチャンネルカード搭載のQNAP NASは簡単にSAN環境に追加することができ、高パフォーマンスデータストレージとバックアップ機能を提供します。また、ユーザーは、スナップショット保護、Qtier™階層化ストレージ、SSDキャッシュアクセラレーションなどのQNAP NASのメリットを活用することができます。
Multimedia Console:すべてのQTSマルチメディアアプリを統合
- Multimedia Consoleは、すべてのQTSマルチメディアアプリを統合して1つのアプリに統合します。これにより、マルチメディアアプリ管理が集約化され、より簡単になります。ユーザーは各マルチメディアアプリケーションのソースファイルを選択することができ、権限を設定することもできます。
QtierのSSD RAID階層を自由に削除
- ユーザーはストレージの自動階層化の効率を向上する必要があるときにはいつでも、SSD RAIDグループからSSDを削除することで、SSDの変更/追加、SSD RAIDタイプまたはSSDタイプ(SATA、M.2、QM2)の変更を行うことができます。
自己暗号化ドライブ(SED)対応
- 自己暗号化ドライブ(Samsung 860および970 EVO SSD)により、ユーザーは、追加のソフトウェアをインストールしたり、NASシステムリソースを使用せずに内蔵の暗号化機能を利用して、さらなるデータ保護を高めるためにデータを暗号化できます。
入手について
QTS 4.4.1ベータは現在、ダウンロードセンター から入手できます。HBS 3 Betaは HBS 3ソリューションページ から入手できます。
注意:機能は変更される可能性があります。また、一部の製品ではご利用いただけない場合があります。