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QNAP、QTS 4.4.1ベータ3バージョンをリリース:統合クラウドオブジェクトストレージのVJBOD、低レイテンシークラウドデータアクセスのCacheMountなどを紹介

台湾台北市2019年7月24日 – QNAP® Systems, Inc.(QNAP)は本日、最新バージョンの高く評価されているQNAP NASオペレーティングシステムのQTS 4.4.1ベータ3をリリースしました。本日より、QNAP NASユーザーはQTS 4.4.1ベータ3アップデートの通知を受けます。QNAPは、ベータプログラムへの参加とフェードバックの提供をユーザーの方々にお願いしています。QNAPはこの機会を利用して、より優れたサービス提供やユーザーエクスペリエンスの改善に努めます。

長らくお待ちいただいた、ブロックベースのクラウドストレージゲートウェイサービスである、VJBOD Cloudは、QTS 4.4.1ベータ3から利用できるようになりました。VJBOD Cloudでは、ブロックベースのクラウドボリュームとしてQNAP NASにクラウドストレージ領域をマッピングすることができます。これにより、ローカルアプリケーションデータ、ユーザーデータの保存や安全なバックアップを行うためのセキュアでスケーラブルな方法を利用できるようになります。ローカルキャッシングのサポートでは、アクセス速度に関する悩みを軽減するための低レイテンシーアクセシビリティを実現しています。VJBOD Cloudは、10種類のクラウドオブジェクトストレージサービス(Amazon S3®、Google Cloud™、Azure®を含む)に対応しています。VJBOD Cloudのクラウドストレージのマウントやローカキャッシング機能により、ほぼLANと同様のアクセス速度をクラウドデータに対して実現しています。

VJBOD Cloudに加え、QNAP NASはファイルベースのクラウドストレージゲートウェイサービスのCacheMountにも対応しています。これにより、接続しているクラウドストレージへのローカルキャッシングが可能になり、広範囲のハイブリッドクラウドを体験でき、さまざまなユースケースのユーザーニーズを最適に満たすことができます。CacheMountは、File StationやConnect to Cloud Driveのリモートマウント機能に取って代わります。ユーザーがリモートマウントサービスを使用するにはApp CenterでCacheMountをインストールする必要があります。

QTS 4.4.1ベータ3のその他の主な新しい特徴や強化点には、以下が含まれます。

  • Multimedia Consoleは、すべてのQTSマルチメディアアプリを統合して1つのユーティリティに統合します。これにより、マルチメディアアプリ管理の簡素化および集中化が可能になります。Multimedia Consoleは、バックグラウンドトランスコーディングフォルダーとしてCacheMount共有フォルダーを設定できるようにします。
  • File StationはMicrosoft® Office Onlineを統合します。これにより、ユーザーはNASオンラインに保存されているWord、Excel、PowerPointファイルをプレビューできるようになります。
  • ユーザーは、ストレージおよびスナップショットでVJBOD Cloudボリュームを作成して集中管理でき、Resource Monitorを使用してVJBODクラウドボリュームを監視できます。

QTS 4.4.1の詳細については、https://www.qnap.com/go/qts/4.4.1 をご覧ください。
QTS 4.4.1ベータ3は現在、ダウンロードセンター から入手できます。
QTS 4.4.1対応NASモデルを確認してください
注意:機能は変更される可能性があり、また全ての製品に含まれているわけではありません。

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