タグ: スナップショット バックアップ
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2018/3/13 13:01 #1083
wassam
参加者スナップショット、及びバックアップについて質問、相談があります。
各種マニュアルを読んで見たのですが、古いものばかりでQTSのUIが違ったりでイマイチ要領を得られなかったのでこちらで相談させて下さい。
現在のTS431P2に3TBHDD×3をRAID5で実稼働6TB程度とホットスワップを一枚、USB外付けHDD3TB×2(いずれもRAID0)を用意してあります。1.スナップショットとはそもそも何なのでしょうか?Macでいうところのタイムマシンとは違うのでしょうか。外部ストレージを使ってシステム、データを全体の更新はせず、変更箇所を容量が許す限り随時保存し保存データの呼び出しを時系列でスライス戻すことができるものということではないのでしょうか。どうも外部バックアップとは別の機能のようにマニュアルでは書かれているようにおもいます。あくまでQNAP内にて不測の事態が起こった際に時間を巻き戻すことが出来る機能で、バックアップは別に必要ということでしょうか。それとも時間はかかっても定期的にバックアップを行っていれば必要のない機能なのでしょうか。
2.スナップショット領域の確保はどのくらいを目安にすれば宜しいでしょうか。タイムマシンの感覚だと稼働容量の数倍もの大容量が必要な気がするのですが…大容量が必要だとUSB外付けHDDにスナップショットの領域を作りたいのですが可能でしょうか。USB保存が無理で大容量が必要であればホットスワップ分を追加してスナップショットに当て直す予定です。
3.スナップショットで実際に過去の状態に戻すのは指定したフォルダやファイル戻すということは可能とのことですが、システムも可能でしょうか。また個別に戻すためにはスナップショットを撮る際になにか設定は必要でしょうか。共有フォルダ内にスナップショットフォルダなるものが自動生成されていますが、こちらの使い方がわかりません。
4.バックアップですが、2週に一度程度を指定して自動的に2つのUSB外付けHDDに分散し、システムも含めたバックアップがしたいです。QTSのバックアップマネージャー/外部ドライブ/ジョブの作成と進むと手動で共有フォルダを一つずつコピー元とコピー先を指定していくことになるのですがシステムのコピーが作れなさそうです。また、共有フォルダごとではなく定期バックアップで丸ごとコピーしたいのですが方法はありますでしょうか。また、スナップショットのデータも含めた保存というのは可能でしょうか。
長々と質問ばかりで申し訳ございませんが、ご教授いただけると助かります。
よろしくお願いいたします。2018/3/14 14:29 #1084wassam
参加者上記の質問をした者です。
その後自分なりに色々調べた所、なんとなくですが、概要がつかめました。
そこで実際に、スナップショットとバックアップ環境を作るにあたり、以下の問題点と疑問が残りました。
・最初にストレージプール内に1ボリュームのみをシックボリュームの最大容量で作ってしまったためにスナップショット用の空き容量が確保できない。
・上記の解決策としてシンボリュームに変換をしようと考えましたが、変換の際、中のデータ(スナップショットは含まない)が初期化されてしまわないか。調べても何の記載も出てこなかったので不安です。
・シンボリューム変換が手間がかかるようなら、ホットスペア用ディスクを解放して空き容量を確保するつもりですが、プール拡張から追加するにあたり、スナップショット用の空き容量を確保する項目が出てくるかが気になります。これも調べてもわかりませんでした。追加したら単に既存のシックボリュームの使用可能量が増えるだけになってしまうのは避けたいです。
・バックアップは丸ごとバックアップの方法がわかりませんでした。今後の定期バックアップはUSB接続のHDD2基に分散バックアップするようにしたいのですが、バックアップマネージャからどれを選択すればいいのかわかりません。初回以降はできれば更新があったデータのみ定期的に自動書き換えするようにしたいです。よろしくお願いいたします。
2018/3/27 17:56 #1106two0283
参加者こんにちは。
私もそんなに詳しくはないですが、スナップショットについて説明させて頂きます。
・仰る通りシックボリュームの縮小は出来ないようです。シックボリュームは拡張のみ行えるようですね。
・シンボリュームへの変換については私も怖くてできませんでした。試されたことのある方がいれば教えて下さい。
ここから本題です。
・ストレージプールを拡張したら直ぐにシックボリュームも拡張することはありません。あくまでもストレージプールとボリュームは別のものですので、ホットスペア用のディスクを開放してストレージプールを拡張した後に、保証されたスナップショット領域を作成することは可能だと判断します。
・丸ごとバックアップにはAppCenterにある”HybridBackupSync”をお使い下さい。同期ジョブで外付けHDDのフォルダを宛先フォルダに設定し、オプションからスケジュールとポリシーを設定することで更新があったデータのみをバックアップすることが可能です。
・参考までに、私は外付けHDDに各曜日のフォルダを作成し、各曜日に実行される7つのジョブを作成してバックアップを毎日とっています。なのでロールバックは1周間前まで可能です。スナップショットとは違いランサムウェアに攻撃されたらオシマイですが、Windowsのドラッグ&ドロップでロールバックできるので重宝しています。スナップショットも便利なのですが、昔からのバックアップ方式から離れられず両立して取得しています。
ストレージプールの拡張は実体験に基づいていないので、試される際はバックアップを必ず取得してから行っていただくようお願い申し上げます。
2018/3/27 18:08 #1109wassam
参加者ご回答ありがとうございます!
バックアップがとれたのでシンボリューム変換やってみました。特にデータが消えることも無くシンボリュームにできました。
USBバックアップも標準で付いているバックアップアプリではエラーが出て作業完了が出来なかったので、ヘルプから問い合わせしたところご回答にもある「HybridBackupSync」を使ってみろと英語でアナウンスがありました。そちらで問題なく定期バックアップがとれるようになりました。
とりあえず、ホットスペアを利用した容量拡張は今回は回避できました。必要になりましたら、ご回答いただいた内容を参考にさせていただきます。丁寧なご対応ありがとうございました。
2018/3/28 10:33 #1115two0283
参加者シンボリュームへの変換事例報告誠に有難う御座います!
データの損失も無いようですので、もし機会がありましたら自分も試してみることにします。
それでは、お互いQNAPライフを楽しみましょう。
2018/4/4 12:11 #1154yamachan
参加者two0283さん、こんにちは。
はじめまして。
”HybridBackupSync”で丸ごとバックアップをしていますが、毎回20時間ぐらいかかっています。
<同期ジョブで外付けHDDのフォルダを宛先フォルダに設定し、オプションからスケジュールとポリシーを設定することで更新があったデータのみをバックアップすることが可能です。>
ということですが、ポリシーのどこの設定で更新データのみのバックアップになるのでしょうか。
2018/4/6 11:38 #1156two0283
参加者yamachan様
はじめまして。
もしかしてHybridBackupSyncのジョブ設定がバックアップジョブになっておりませんか?
参考までにUSB接続の外付けHDDへ毎晩同期をとっている弊社の設定例を記載します。
1.HybridBackupSyncを立ち上げます。
2.左のツリーから概要を選択し、ジョブの作成から同期を選択します。
3.一方向同期のローカルNASと同期を選択します。
4.ソースフォルダのプルダウンからハックアップしたいディレクトリを選択します。(弊社ではPublic)
5.宛先フォルダでUSBDisk1を選択します。(QNAPはUSB接続の外付けHDDをUSBDisk※という名前の共有フォルダとして認識している)
6.ソースフォルダと宛先フォルダの選択が完了したら追加ボタンを押して確定します。
7.左下にある歯車マークの詳細設定をクリックします。
8.スケジュールを設定します。(弊社では周期的にを選択し、毎日23時から同期をとるようにしています)
9.ポリシーを設定します。(弊社では余分なファイルの削除にチェックを入れています)
10.SMTP設定がお済みならイベントで通知機能を設定します。
11.最後に右下の適用を選択し、ジョブを登録します。
上記の設定で、毎日のバックアップを約10分程度で取得しています。
同期ジョブは2回め以降ソースフォルダの変更箇所のみを宛先フォルダに反映するので、更新データのみのバックアップが可能ということです。
あくまでも弊社での設定例ですのでこれが大正解というわけではありませんが、ご参考までに。
2018/4/10 12:32 #1160yamachan
参加者two0283さん、早速のお返事ありがとうございます。
教えていただいたことの確認作業に時間がかかってしまって、お返事が遅くなってしまいました。
途中経過ですが報告させていただきます。
おっしゃる通り、ジョブ設定はバックアップジョブで行っていました。
で、一方向同期の同期を選択しましたが、初回の同期と2回目以降の同期の所要時間に変化がありませんでした。
私のバックアップ先はローカルネットワーク上のもう1台のQNAPに設定しています。
リモートNASへの同期を選択しました。
外付けHDDではない為なのでしょうか。
日本語で「差分」という表記があればわかりやすいのですが。
もう少し検証してみます。2018/4/10 16:05 #1161two0283
参加者yamachan様
ご報告有難うございます。2台のQNAPを使い、片方をメインストレージサーバーでもう片方をバックアップサーバーにしているのですね。
その場合でしたら、弊社ではバックアップサーバーのQNAPからPULL(引っ張る)バックアップを取得しています。
設定方法の手順を書きますので、お時間がある際に試して下さい。
設定方法
※わかりやすくするために、メインストレージサーバーのQNAPをA、バックアップサーバーのQNAPをBとします。
1.AのHybridBackupSyncを開き、左のツリーからバックアップサーバーを選択します
2.プルダウンからRRTRサーバーを選択し、サーバーを有効にするチェックボックスをONにして、任意のパスワードを設定し適用します
3.BのHybridBackupSyncを開きます
4.同期の新規ジョブを作成し、アクティブ同期の”リモートからローカルに同期”を選択します
5.ネットワークプロコトルはRTRRを選択します
6.リモートRTRRサーバーのプロファイルを登録します
7.IPアドレスはAのアドレス、パスワードは先程設定したものを入力し、テストを行います
8.もし失敗してしまったらAのRTRRサーバー設定を再確認します
9.あとは今までと同じようにソースフォルダと宛先フォルダを設定します
10.ポリシーで余分なファイルの削除をONに、スケジュールを設定して適用します
以上が弊社での2台のQNAPを使ったミラーリングバックアップの設定です。
バックアップ用QNAPのCPUとRAMを使用してバックアップするので、多少はメインストレージサーバーの負担をへらすことが出来ます。
ご参考までに。
2018/4/11 19:08 #1162yamachan
参加者two0283さんありがとうございます。とても勉強になります。
いろいろな方法でバックアップや同期のテストをしてみました。
差分のできなかった敗因はポリシーで「ファイルコンテンツの確認」をONにしていたことでした。
マウスを当てると出てくる説明をみて、ONが差分コピーと思い込んでいました。
ポリシーの中の日本語訳がわかりずらいですね^^;
他の項目も意味がよくわかりません。
ホームページのチュートリアルにも、QNAP実践活用ガイドブックにも、そのへんの部分は全く触れていないものでずっとモヤモヤしていました。
ありがとうございました。
2018/12/21 19:36 #16456sqjzF
参加者シックボリュームの縮小は、スナップショットのみ削除されますが、他のデータを削除せずにできましたよ。
サポートにも確認済みです。 -
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