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QNAP の TechDay が開催され、新技術がぞくぞく登場。クラウドゲートウェイやクラウド NAS といった、さまざまなクラウド統合イノベーションを発表。新世代のインテリジェントターミナル PoE スイッチのデモも

2019 年 11 月 7 日 – QNAP® 株式会社は、2019年10月24日、TKP 秋葉原カンファレンスセンターにてTechDay を開催いたしました。クラウドアプリケーションの応用や、新しい QTS オペレーティングシステム、インテリジェントターミナル PoE スイッチなどといった、ビジネストランスフォーメーションにおいて必要不可欠な IT サービスアーキテクチャを公開しました。

「HybridMount」「VJBOD Cloud」。クラウドストレージゲートウェイの新しい体験。 

企業によるクラウドサービスの利用は珍しいものではなくなりました。特に、クラウド上での共同作業やストレージ、バックアップは新興 IT 企業に好まれています。 QNAP はクラウドゲートウェイソリューションとして、「HybridMount」と「VJBOD Cloud」を提案しました。これは、クラウドアーキテクチャをすでに採用している企業の皆様が、QNAP NAS のクラウドゲートウェイ機能を利用することによって、NAS をローカルデータとクラウドスペースの仲介者にし、ローカルストレージサービスからパブリッククラウドストレージにすばやくアクセスできるようにする技術です。こうして最高のアクセスエクスペリエンスを実現し、クラウドスペースと帯域幅のコストを効率的に節約することもできます。

クラウドストレージゲートウェイ 参考資料

QNAP NAS によるクラウドの拡張性

クラウドホストを選択し、QTS インテリジェントオペレーティングシステムをパブリッククラウドに展開できます。 QTScloud クラウド NAS は、QTS のユーザエクスペリエンスを踏襲。ですのでユーザーは使用設定を改めて学習する必要はありません。クラウドベースのアーキテクチャにより、ユーザーはいつでもクラウド NAS とスペースを有効活用できるようになります。クラウド NAS は物理 NAS のバックアップサービスとして機能。QNAP クラウドゲートウェイソリューションはクラウド NAS 上の利用可能スペースを簡単に拡張できます。

QTScloud 参考資料

「Boxafe」。Office 365 Enterprise Edition と G Suite Enterprise Edition のバックアップサービス。

SaaS(Software as a Service。サービスとしてのソフトウェア)は法人向けアプリケーションとして広く愛されています。仲間と仕事をすすめるにあたって、「Office 365 Enterprise Edition」や「G Suite Enterprise Edition」は最初に選ばれるサービスでしょう。一方で SaaS サービスは、人為的なミスや偶発的なファイルの削除といったリスクが付きもの。QNAP は TechDay において Boxafe を発表しました。Office 365 Enterprise や G Suite Enterprise の完全なバックアップ、災害復旧機能の提供といった SaaS サービスの補完に役立ちます。

Boxafe 参考資料

「Qmiix」クロスプラットフォームのサービス自動化を実装する

iPaaS(Integration Platform As A Service。クラウド統合プラットフォーム)に基づき、クラウドベースの Qmiix はさまざまなサービスに接続します。異なるプラットフォームのソフトウェア間の橋渡しとなり、QNAP NAS または複数のプラットフォームソフトウェアサービス間の相互作用をカスタマイズできます。特に IoT ドメインアプリケーションに最適。

Qmiix 参考資料

「QGD-1600P」。インテリジェントターミナル PoE スイッチ。

QGD-1600P は、最新の IEEE 802.3bt PoE 規格に準拠した新世代 PoE スイッチ。最大 370 ワットの総電力供給と L2 ネットワーク管理機能を備えています。QTS オペレーションシステムが組み込まれているので、Virtualization Station と Container Station を使うことができ、1 台のマシンで複数のシステムを扱えるようになります。ユーザーのニーズがどのようなものであっても、完璧な仮想化アプリケーションのサポートを利用することで、あらゆる展開戦略に適応できます。QGD-1600P が 1 台あれば電力供給やネットワーク、コンピューティングはすべて 1 台のマシンで行うことができます。中小規模のオフィスや店舗の IT 展開を完全に実装するためには十分です。

QGD-1600P 参考資料

ZFS ファイルシステムに基づいた「QTS hero edition」

QTS hero edition は、新世代の QNAP NAS オペレーティングシステムです。安定した QTS を基本として、高度な ZFS ファイルシステムを採用しています。 こうして優れたデータ整合性と強力なストレージスペース保護が可能になり、ビジネスにおけるサービス継続性が確保されます。同時に、QTS の多様なアプリケーション拡張性も備えており、法人内のデータに対して完全なストレージおよびバックアップソリューションを提供することが可能になりました。加えて、データ容量減少技術やキャッシュによって、複数人による画像編集や、オンライン編集アプリケーションにも適しています。

QTS hero edition 参考資料

TechDay Tokyoでは、ご来場の皆様にさまざまなコンテンツのご紹介だけでなく、QNAP 製品とマルチアプリケーションの展示も行われました。上記のほかにも、QTS4.4.1 でサポートされるファイバーチャネル SAN ストレージ拡張ソリューションや、ソース側のデータ重複排除機能を備えた QuDedup テクノロジーといったトピックも盛り込まれ盛況のまま一日を終えることができました。この貴重な機会を利用して、QNAP の革新的なハイブリッドクラウドソリューションを体験していただいたことを嬉しく思います。

ファイバーチャネル SAN ストレージ拡張ソリューション 参考資料

HBS3 参考資料

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