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QNAPは、SMBマルチチャンネル、委託管理、Hailo-8™ AIモジュール、NAS Monitoring in AMIZ Cloud Orchestrator Managementプラットフォーム上でのNAS監視に対応するQTS 5.1.0 ベータをリリース

容量、パフォーマンス、データ保護、管理の柔軟性を提供し、高帯域幅アプリケーションおよびマルチサイトのビジネスに最適です。

台北(台湾)、2023年3月29日 – QNAP® Systems, Inc. (QNAP)は本日 QTS 5.1.0 ベータ NASオペレーティングシステムをリリースいたしました。これはSMBマルチチャンネル、委託管理、高速SMB署名、自動RAIDディスク交換、Hailo-8 AIモジュール対応、クラウド管理プラットフォーム経由でのマルチデバイス管理といった豊富な機能を備えており、ビジネスITに対して高い効率とコスト効果のあるストレージソリューションを提供いたします。QNAPは2.5GbEおよび10GbEを標準装備した数々のNASモデルをご用意し、SMBマルチチャンネルにおいて、強化されたネットワーク性能とIT投資を最大限活用できる安定性を提供いたします。

「QNAPは絶え間なく、ストレージのコア機能を拡張し、NASの安全性を強化いたします。当社は競争力のあるストレージソリューションを提供することで、ユーザー各位が高速性、柔軟性、明敏性を得られるようサポートし、最新のアプリケーションと運用面での効率が確実に実現できるように致します。」と、QNAPのプロダクトマネージャーであるTim Lin氏は語ります。


QTS 5.1.0の主な新しい機能:

  • SMB マルチチャンネルにより、フルスループットおよびマルチパス保護を実現
    SMB マルチチャンネルは複数のネットワーク接続を束ねて利用可能な帯域を最大化し、より高速の転送速度を実現するため、特に大型ファイルやマルチメディアの転送に理想的です。また、SMBマルチチャンネルによって、サービスの中断を防ぐネットワーク障害耐性も実現します。
  • AES-128-GMAC対応で、SMB署名を高速化
    QTS 5.1.0はAES-128-GMAC 署名高速化に対応しており (Windows Server 2022®および Windows 11®クライアントのみ)、SMB 3.1.1におけるデータサイニング効率を大幅に向上させるだけではなく、NASシステムでのCPU利用を最適化し、セキュリティとパフォーマンスの最善のバランスを実現します。
  • QNAP AuthenticatorがNASログインのセキュリティを強化
    NASアカウントへの2段階認証ログイン方法がQNAP Authenticatorモバイルアプリから設定でき、これには時間ベースのワンタイムパスワード、QRコードスキャン、ログイン認証が含まれます。また、パスワードなしログインにも対応しています。
  • 委託管理により、管理の生産性とデータの安全性が向上
    NAS管理者は、管理作業とNASデータへの権限を有する8タイプの役割を他のユーザーに割り当てられます。成長する組織にとって、役割委託はデータアクセス制御を犠牲にすることなく、管理の作業負荷を軽減するのを支援します。
  • 故障の可能性に対応する、スペアによる自動RAIDディスク交換
    ドライブエラーの可能性が検出されると、そのディスクが完全に故障する前に、システムはRAIDグループ内の問題のディスク上のデータを、自動的にスペアのディスクに移動します。これにより、RAIDリビルドの時間とリスクを回避し、システムの信頼性が大幅に向上します。QTS 5.1.0にはより多くのHDD/SSD健全度チェックツールが搭載されており、これにはS.M.A.R.T.、Western Digital® Device Analytics、IronWolf® Health Management、ULINK® DA Drive Analyzerが含まれます。
  • 向上した ドライブ健全度解析および故障予測
    ULINK DA Drive Analyzerは、クラウドベースのAIを利用してドライブ故障を予測します。現在さらに進んだユーザーインターフェースにより、各ドライブベイ/スロットにあるドライブ情報、寿命予測スコア、ドライブデータ更新ログが明確に識別できます。DA Desktop SuiteはWindows® およびmacOS®において利用でき、複数のユーザーが使用する各種デバイスの監視を支援します。
  • AMIZ Cloud オーケストレーター管理プラットフォームを使用した、複数のNASの監視・管理
    クラウド集中管理プラットフォームであるAMIZ Cloudは、QuCPE Network 仮想化構内設備だけではなく、QNAP NASもリモート監視が可能です。これにより、NASリソースとシステム状態のリモート監視、ファームウェアアップデートの実施、アプリのバッチインストール/アップデート/起動/停止が可能です。マルチサイトまたは支社を擁する組織において、ITスタッフが一箇所からマルチサイトのデバイスを容易に管理できます。
  • Hailo-8 M.2 AIモジュールを増設することで、非常に低い総コストでスマート監視を高速化できます。
    Hailo-8 M.2 AIアクセラレーションモジュールをQNAP監視サーバーに増設することで、QNAP AI Coreには高速AI認識性能が備わり、また、QVR顔認識およびQVR 人員計数の同時解析を行うIPカメラ数を増やすことができます。これにより、同品質の高価なAIカメラの使用に比べて、投資効果を最大にすることができます。

QTS 5.1.0ベータの詳細は、https://www.qnap.com/go/qts/5.1.0にアクセスしてご覧ください。
QTS 5.1.0ベータは、Download Center から入手できます。
注記:機能は変更される可能性があります。また、一部のQNAP製品ではご利用いただけない場合があります。

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