台湾台北市2020年3月18日 – 業界をリードするコンピューティング、ネットワーキング、ストレージソリューションのイノベーターであるQNAP® Systems, Inc.は本日、次の発表を行いました。HybridMount ファイルベースのクラウドゲートウェイアプリケーションがAWS S3互換ストレージに対応し、ユーザーが集中管理を行うためにQNAP NASにより多くの幅広いクラウドストレージをマッピングできるようになりました。HybridMountでのキャッシングを有効にすることで、クラウドベースのファイルはNAS上のキャッシュ容量に自動的に保存され、アクセス時間を大幅に最適化できます。
HybridMountのリモートマウント機能で、ユーザーはパブリッククラウドストレージをNASにマッピングし、File StationやQfileから集中管理できます。現在26個のクラウドストレージに対応していることに加え（File StorageやObject Storageを含む）、HybridMountは、AWS S3互換ストレージにも対応しています。このため、ユーザーは、ネイティブにサポートされていないクラウドストレージをNASにマッピングすることができます。これにより、ユーザーはマルチクラウド環境で、より幅広いクラウドストレージを選ぶことができ、マルチクラウド環境の展開において、さらに高い柔軟性を得ることができます。
HybridMountは、クラウドストレージゲーウェイ機能も採用しています。HybridMountでローカルキャッシングを有効にすることで、クラウド上の最新のファイルは自動的にSSDのキャッシュ領域（HybridMount Cache Volume）に保存され、ストレージ使用効率とキャッシュヒット率が向上します。また、クラウドベースのファイルの最初のアクセス速度も最適化されます。HybridMountにより、ユーザーは通常のアクセスパターン（SMB、FTP、AFP、NFS、WebDAVを含む）をコンピューターから使用でき、NAS経由でクラウドファイルにアクセスできます。
また、企業はQNAP NASでプロキシ設定を使うことで、ファイアウォールの厳しいルールを実装し、不正アクセスからネットワークを保護することができます。プロキシアクセスコントロールは、HybridMountを使用して、高いネットワークセキュリティでクラウドにアクセスする際に利用できます。
QNAPのプロジェクトマネージャーJosh Chen氏は「HybridMountはクラウドへの集中管理と低レイテンシーアクセスという2つのメリットをもたらします。企業はさまざまなオフィスのNASでHybridMountを使用し、ファイル同期や共有を行うために同じクラウドストレージにNASをマッピングすることができます。これにより、より高度なクロスサイトコラボレーションの効率性を確立することができます」と述べています。
QNAPは、ユーザーがハイブリッドクラウド環境を構築するための2つの無料のHybridMountライフタイムライセンスを提供しています。企業は QNAP Software Store でライセンスを購入でき、企業の成長要件を満たすためにクラウド接続を追加することで、柔軟なスケーラビリティを得ることができます。
HybridMountは、以下のクラウドストレージに対応しています（継続的インテグレーション）
Alibaba Cloud®, Amazon® Drive, Amazon® S3, Amazon® S3 Compatible Storage, Azure®, Backblaze® B2, Box®, Citrix® ShareFile®, Cynny® Space, DigitalOcean® Spaces, Dropbox®, Google Cloud™, Google Drive™, HiCloud®, HiDrive®, HKT®, HUAWEI® Cloud, IBM Cloud™, Microsoft® SharePoint®, OneDrive® for Business, OneDrive®, OpenStack®, Qcloud® IT, Qiniu®, Rackspace®, Wasabi®, Yandex® Disk
