すべてのQNAP NASには、AIベースのドライブ故障予測用の無料ディスクライセンスが1つ付属しています
台北（台湾）、2024年1月8日 – コンピューティング、ネットワーク、ストレージソリューション分野の新鋭企業であるQNAP® Systems, Inc. は、ITストレージインタフェーステストツールの世界的プロバイダであるULINK Technology Inc. (ULINK) と提携して、NASドライブ故障予測と健全度判断ツールが強化されたDA Drive Analyzer 2.0をリリースいたしました。クラウド ベースのAIを活用したDA Drive Analyzer 2.0は、企業ユーザー向けに最適化された新機能を備えたドライブ健全度診断に対応しています。これにはプロキシサーバー接続、SASと NVMeのサポート、24時間以内のドライブ故障予測、柔軟なドライブ検知設定などが含まれます。これらの新機能によって、企業ユーザーに包括的で正確なドライブの健全性分析を提供することで、重大なデータ損失を防止します。
「ほとんどの 企業はS.M.A.R.T.属性をドライブ検知ツールとして採用するものの、ある研究によるとドライブ故障の30%以上はS.M.A.R.T.エラーアラートを発しないことが判明しました。」と、QNAPのプロダクトマネージャーであるTim Lin氏は語ります。さらに続けてこう述べます。「DA Drive Analyzer 2.0は、ビッグデータ分析のAIの利点を統合することで、企業に最適で包括的な機能を提供します。ビジネスにおいて、ドライブの故障/健康状態を積極的に監視、分析、予測することができるため、IT担当者はドライブの故障前にドライブを交換する準備を整えることで、データ損失を防ぐことができます。」
すべてのQNAP NASには1つのドライブライセンスが無料で付属しています。ユーザーは、データを保護するための費用対効果に優れたオプションとして、DA Drive Analyzer ライセンスをドライブ1台あたり年間4.35米ドルから購入することで、 AIを活用したドライブ予測をより多くのドライブに適用することができます。
DA Drive Analyzer 2.0の主な機能
- プロキシサーバー接続による企業プライバシーの強化
DA Drive Analyzer 2.0は、プロキシサーバー接続と6つのプロキシプロトコル (HTTP / HTTPS / SOCKS4 / SOCKS5 / SOCKS4A / SOCKS5H) に対応しており、NAS IPアドレスを外部ネットワークから隠して、データのプライバシーを守ります。 - SASおよびNVMeドライブを幅広くサポート
DA Drive Analyzerは、SATA HDD/SSDドライブ検知のみならず、高性能のSAS HDD/SSDおよびNVMe SSDのドライブ故障も予測します。 - 24時間以内にドライブ故障を予測
24時間以内に、今後6か月以内にドライブが故障する可能性があることを企業に通知するため、IT担当者がデータ損失を回避するためにディスク交換を準備することができます。 - ドライブデータのアップロード時間をカスタマイズ
企業はドライブ状態と使用状況のデータをULINKのAIベース解析プラットフォームへアップロードするスケジュールをカスタマイズすることができます。これにより、NASシステムのハイバネーションやダウンタイムによって、ディスク分析用の重要データが損失する危険を回避できます。
利用方法
DA Drive Analyzer 2.0は、現在App Centerから無料でダウンロードできます。
DA Drive Analyzerの詳細は、https://www.qnap.com/go/software/da-drive-analyzerをご覧ください。
詳細やQNAP NASのフルラインナップは、www.qnap.comにアクセスしてご覧ください。
