台湾台北、2017年5月15日 – QNAP® Systems, Inc. は本日、QNAP NAS上で仮想ブラウザーを作成するアプリBrowser Stationのベータバージョンをリリースしました。このアプリを使用することで、QNAP NASと同じLAN上のデータにリモートからアクセスする際にユーザーは複雑なVPN設定が不要となります。また、Webを便利かつ安全に閲覧することや、保護されたデータにアクセスできる方法が確立されます。
「頻繁に移動したり、リモートから作業を行うユーザーは、Browser Stationから多くのメリットを受けることができます」と、QNAPのプロダクトマネージャー Christine Wangは述べています。また、同氏は「ProxyやVPNを必要とせずに、モバイルやリモートデバイスからLANリソースに簡単にアクセスすることや、NASに直接ファイルをダウンロードすることができます」と加えています。
ユーザーは、Brower Stationの直観的に使用できる管理インターフェイスを使用して、仮想ブラウザーの全てを簡単に管理することができます。VPN保護による暗号化されたアクセスをサポートしていることに加え、Browser StationはIPブロックをバイパスすることができます。これにより、ユーザーは会社のプライベートサーバーなどの制限付きのデータにリモートからアクセスできるようになります。
Browser Stationのその他の便利な機能:ユーザーは、ファイルのダウンロード (電子メールの添付やWebサイトからのファイルを含む) にNAS共有フォルダーを指定できます。また、ユーザーは、QNAP Qfinderブラウザー拡張をインストールすることで、LAN上のQNAP NASを素早く検出してアクセスすることができます。さらに、Browser Stationは、開いているタブ、お気に入り、閲覧履歴などを含む、ブラウザーの現在の状態を保持することができます。
ご提供情報
Browser Station Betaは現在、QTS App Centerから入手できます。
システム要件:
- 最低4GB RAMおよびQTS 4.2.2 (またはそれ以降) を搭載したQNAP NAS
- Browser Stationを使用するには、Container Station v1.7.2224 (またはそれ以降) がインストールされ、有効化されている必要があります。
- 対応QNAP NASモデル:TS-x53U、TS-x53A、TS-x53、TS-x53B、TS-453Bmini、TVS-x63+、TVS-x63、TS-x63U、TS-x70、TVS-x70、TVS-x71、TVS-x73、TS/SS-x79、TS/TVS-x80、TVS-x82、TVS-x82T、TVS-x82ST、TES-x85U、TDS-16489U